9月になりました。
猛暑連続日数が過去最多とか、気温が下がったと思ったら蒸し暑く…
といいながら、更新に時間が経ってしまった間に
日が暮れるのも早くなり少しづつ秋の気配が。
と夏でも秋でも、エンターテイメントは楽しみたいもの。
ということで、前回に引き続き映画鑑賞です♪
君たちはどういきるか
あらすじ
牧眞人(声:山時聡真)は父親のショウイチ(声:木村拓哉)の声で、夜中に目覚める。なんと、母親・ヒサコの居る病院が火事だというのだ。慌てて家を飛び出す父親に止められながらも後を追う眞人だったが、母は帰らぬ人となる。
時は流れて、父親はヒサコの妹であるナツコ(声:木村佳乃)と再婚することとなり、眞人は父親とナツコの暮らす田舎の屋敷へと疎開する。親切にしてくれるナツコだったが、未だに母の死を受け入れきれていない眞人は、新しい環境にも馴染めず拒絶するような態度をとっていた。
そんな眞人に対して、屋敷の側で暮らすアオサギ(声:菅田将暉)がおかしな挙動を見せ始める。人語を話し「母親が待っている」と囁くアオサギが、屋敷の側にある古い塔へと眞人を導くことになっていくのだった……。
FILMAGA より引用
感想
評判の先入観から「分からない」や「気持ち悪い」場面はどこなんだろうか?と少し構えて見ていた。
異空間に進み少年や少女は思春期の心の難しさや
辛い現実に挫けそうになりながら、次第に大人になっていくは設定としてあることで。
ただ、舞台は戦時中に東京を離れて
とされていて苦しい現実は彼以上にある訳で
戦争を描いた作品は『火垂るの墓』があるから、
多様な人々の
「どう生きるか」
を想定しているのだろうか。
主題歌
米津玄師さん「地球儀」
を聞いて映画の場面が思い浮かんだ。
こんなに素直に曲を聞いて場面が想像できるのは、米津さんのジブリ作品へのリスペクトと表現力なんだろうな。
ジブリ作品を映画館で見たのは初めてでした。
自然や風景の美しさは映画館ですと迫力が増しますね。
個々それぞれの生き方がある。
なんだか上手くいかない時も
気分が塞ぐことも
素敵な出会いも
悲しい別れも
それと向き合ったり
時には忘れたいほどのことがあったり
忘れることもできずに辛い思い出になったりしながら
年を重ねていく。
そういえば、子供の頃
学校が嫌いだった私は早く大人になりたかった。
青年期はあっという間に過ぎ去り。
中年期の現在は、どう生きいくのかと考えては少しの答えも出せずにいる。
子供の頃は大人になったら、悩みなんてすぐ解決できるようになる
と思っていた。
無論そんなこともなく。
経験によって対応を学ぶのと、少々神経がずぶとくなったくらい。
その時々によって大なり小なり悩むもの。
もっと自分を受け入れられたらいいのか。
客観的に見れたらいいのだろう。
考えたくない時もあるけど
現実と向き合い考えなければいけない。
今はそういう時なんだろう。
面白いか面白くないかというより
自分の人生を考える
契機になる作品。
こういう時間も必要ですね。