前から見たいと思っていたデヴィッド・ボウイの映画。
3月末公開だったのですがなかなか時間が合わず、やっと見に行ってきました。
私はボウイはオンタイムでは少し聞いたぐらいだったのですが、
数年前に卒業した通信制大学で卒業論文を書く際に彼のことを調べました。
調べているうちに、なぜもっとよく聞かなかったのかと後悔しましたが、
当時は子供だったのでよくわからなかったのですよね。
ということで、ボウイのドキュメンタリー映画の感想です。
伝説のロックスター
『ロックスター』と言う言葉が世界一似合うのはボウイではないかと思う。
舞台に立つカリスマ性のある人を指す言葉は
スター以外にも、ヒーロー、アイドルなどがあるが
彼はやっぱりスターだろう。
映画は彼がロックスターとなってからの姿
そして、常に変化を求め、次々と多様に新しいことをして人々を魅了してきた様子を映す。
その才能は音楽だけではなく
俳優としても 絵画も描き
まさにアーティスト
また音楽作品のために
ロサンゼルスやベルリンに生活していた時期もあり
タイや日本に訪れていた様子も
日本が好きで京都には何度か訪れたのは有名ですね。
日本文化にも興味があり、歌舞伎や能楽からも影響を受けたそうです。
世界中の文化から新しいことを取り入れ
世界中の人々に愛された。
彼はロックという音楽の1ジャンルだけではなく
ファッションや若者の思考に大きな影響を与えた。
彼がもし存在していなかったら世界の芸能文化は大きく変わっていただろう。
そして何より世の中退屈だったろう。
神なき時代 世の中は彼を求めていた
彼はロックスターという名のカリスマ
また彼もその時代だから誕生したのかもしれない。
苦悩と変化で得た栄光と彼の生き様
伝説のロックスターは今も多くの方に影響を与え輝き続ける。
ボウイの音楽に触れた機会がある方には面白い映画だと思います。
公開の映画館は限られてしまいましたが、6月に復活上映が決定しました♪