先日、勝手に能バージョンを想像しまして、今回は狂言バージョンです。
狂言バージョンは?
ちなみに現時点でわかっている「能 狂言『鬼滅の刃』」の内容は
人間の闇と希望
- 能は鬼の魂を鎮める
- 狂言は炭治郎と仲間たちの笑いに満ちた部分
狂言は”炭治郎と仲間たちの笑い”ということなので、鬼滅の刃の一場面をピックアップしたお話はどうでしょうか?
コミカルなコソコソ話のキャラ的なところです。
登場自分は、炭治郎、伊之助、善逸、禰󠄀豆子。
炭治郎は禰󠄀豆子の入った箱を背負っているので、狂言では禰󠄀豆子を背負って兄弟の絆も描いてくれるといいですね。
仲間たちと、無限列車編で大活躍の煉獄さんが登場しても良さそうです。
鬼が登場する狂言もいくつかあります。
可愛らしい鬼が登場するおすすめがこちらです。
狂言 「首引き」
『首引き』あらすじ
鬼が鎮西八郎為朝を取って食おうとするが、ふと娘の姫鬼に人間の食い初めをさせようと思い姫鬼を呼び出す。若い世間知らずの姫鬼は、為朝におどかされてしまいなかなかうまくいかない。親鬼が男が負けたら食われるよう提案し勝負するが、ことごとく姫鬼は負けてしまう。
最後に、布に首をかけて首引き勝負、為朝と鬼たちとなるが…。
鬼が人間を取って食うという設定は、能同様で狂言でも変わりませんが、結局食うことはできないのです。
また、姫鬼の恥じらいが可愛らしく、親鬼が娘を思いやる姿も微笑ましいのです。
楽しみにしてます
今年、夏・冬に予定している「能・狂言『鬼滅の刃』」どんな感じになるでしょうか?
狂言に俳優業、舞台でも活躍の萬斎さんの演出です。楽しみですね。
これを契機に、能楽に興味を持ってくれる方が増えるといいなと思います。
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