楽しみにしているこの公演。
また、こちらについて触れていきたいと思います。
能狂言『鬼滅の刃』公演詳細
■日程
東京 7/26(火)~7/31(日)・観世能楽堂GINZA SIX
大阪 12/9(金)~12/11(日)・大槻能楽堂
■監修:大槻文藏
■演出:野村萬斎
■作調:亀井広忠
■補綴:木ノ下裕一
■出演者
キャッチコピー『人も鬼、鬼も人』
これは正に、能楽の世界です。
「鬼滅の刃」もそうですが、鬼は生まれた時から鬼だったわけではありません。
鬼になってしまう契機があり、変わってしまったのですよね。
もしかしたら、鬼にならなければ生きていられなかったのかもしれません。
その辺りは、「鬼滅の刃」では描かれていますね。
鬼が登場する能にも、同じようにドラマがあるのかもしれませんね。
公演内容
五番立(ごばんだて)上演形式。 間に狂言。
原作単行本6巻くらいのエピソード。2時間と少し。
記者会見の内容ですと、このような予定でしょうか。
ちなみに、
修羅物 『平家物語』など死後に修羅道に落ちた武将がその地獄に落ちて受ける苦しみを表す能
鬘物 『伊勢物語』など美しい女性が優美な歌舞を見せる能
切能物 超現実的な存在がエネルギーに満ちた鮮やかな演出を展開。催しの締めくくりを飾る能
になります。
制作関係者
能楽をご覧になったことがない方は、おそらく萬斎さん以外はご存じないかもしれませんので簡単に。
■大槻文藏(監修 シテ(主役)累 役)
新作能や復曲能に積極的に取り組み能楽の普及に力を入れられている。
■野村萬斎(演出 鬼舞辻無惨、竈門炭十郎、天王寺松右衛門 役)
狂言以外にテレビや映画など俳優としても活躍。
2002年〜2022年3月まで20年間、世田谷パブリックシアター芸術監修を勤められた。
万作の会HP 〖公式〗万作の会 | 野村万作を中心に狂言公演を行うグループ。
■亀井広忠 (作調 大鼓(出演?発表はまだなし))
能楽 葛野流大鼓方 家元
両祖父が人間国宝という囃子方に生まれ、能の演目初演における全ての演目でその最年少記録を塗り替える。
父は人間国宝・亀井忠雄、母は歌舞伎囃子方十二世田中流宗家・田中佐太郎。亀井家の長男。
弟・十三世田中傳左衛門、田中傳次郎と共に、能と歌舞伎の囃子の会「三響会」を結成。
三響会HP 三響會オフィシャルウェブサイト
■木ノ下裕一 (補綴)
補綴のほか古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動。
現代における歌舞伎演目上演の可能性を発信する団体 木ノ下歌舞伎主宰。
木ノ下歌舞伎HP 木ノ下歌舞伎 official website – 京都を拠点に活動する木ノ下歌舞伎のウェブサイト
まとめ
能楽好きでにわか鬼滅好きの私としては、能狂言『鬼滅の刃』とても楽しみですね〜。
シテは誰になるのかと思っていましたが、新作能など積極的に能の普及活動をされている大槻文蔵先生と芸養子の大槻裕一さんが勤められます。
さて、萬斎さん「水の呼吸」の演出どうされるのでしょうね?
作調でお名前がある亀井広忠さんは、公私共に萬斎さんと仲が良いそうで、萬斎さんが狂言『三番叟』という五穀豊穣・天下泰平などを祈る舞を舞う際には、広忠さんが出演されています。
また、広忠さんの大鼓は、切れがあり力強くエネルギーに満ちた音で魅力的です。
作調ということは出演もされると期待しているのですが…おそらく、いいのですよね?
現在の私の情報はここまでです。
ちなみに、私の予想が当り”下弦の鬼・累の話”が出てきますね。
様々な公演が予定されて文化芸能関係も活動が活発になりそうですね♪
さてさて、お出かけできるように体調は整えて、頑張って働かなくては!