ロックと能楽と散歩

「バカらしくも愛しき 煩わしくも愛おしき この世界」 日常と非日常

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中秋の名月。美しい月に想う。

明日は、中秋の名月十五夜です。

私は月を見るのが好きで、天候がいい日はいつも月がでていないか夜空を見渡してしまいます。普段は特に月を意識しない方も、この時期の美しい月には見とれてしまうのではないでしょうか。

 

月を見ると

夜空に美しい月を見ると、誰かを思い出しますか?

私は普段であれば、間違いなく大ファンの宮本さんを思い出します。エレカシには「月」の歌が多いですしね。

『月夜の散歩』もエレカシの曲から頂きました。この理由については、また後日にいたします。


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普段、月を見ては宮本さんに思いを馳せている私ですが、2年ほど前に京都で見た大きく美しい月は、源融(みなもとのとおる)を思い描きました。

と言っても実際の融さんは存じ上げませんので、能『融』の話です。

 

月に帰る

私が能に興味を持つようになった契機ともいえるのが、この『融』。

図書館で借りたDVDの中で、最も興味を持った作品。

美しく幽玄な世界。

withplace.info

 

能の公演は、能楽堂やホールでも行われますが、能の魅力が最大限に発揮されるのは薪能や野外で行われる公演、自然との調和だと思います。建物内での照明の明かりよりも、野外での薄暗い照明や蝋燭の光が似合います。

融は、月影に戯れるような舞を舞っって、やがて月へ帰る。『竹取物語』がよぎりますね。『竹取物語』の作者は不明ですが、候補の一人に源融の名が挙げられるようです。

 

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古の時代から、人々は月を想ってきたのですね。

 

届かないから美しい

近年、月に住むという計画も出ていますが、現実化してしまったら、今のように月を想うことはなくなってしまうのでしょうか。

 

suumo.jp

 

そうなると、おとぎ話が減ってしまうようで淋しいですね。

先のことは分かりませんが、今は美しい月に魅了され観月を楽しむことにします。