先日、久し振りに能楽公演を鑑能いたしました。
実に、コロナ禍になって初です。
コロナ禍になってから、仕事が減り収入減少。
贅沢はできないので、私のヒーロー宮本さんのコンサート以外は全てお預けです。
今回は、大変嬉しいことにチケットを頂きゆっくり鑑能いたしました。
少し離れていたもので、改めて気付いたことを書きます。
能楽は時空を越える
能楽の音って不思議です。
西洋の音楽に慣れた現代人が耳にすると、囃子方の演奏と謡(能のセリフ)が合ってるのかと感じることがあります。
囃子の音に導かれ、幽玄の世界ということが多い展開になります。
その夢の内容が理解できるかできないかは、見る側の知識も勿論必要ですが、演者さんとの相性もあるのかもしれません。
また、こちらも不思議なことに、少し内容が理解できても、カクンと睡魔が襲うことがあります。これは、ゆっくりした所作と夢の中の出来事だからなのかと思います。
詳しそうな方も夢の中という姿も見かけますので、多少ならいいのではと思っております。
こんな睡魔も手伝ってゆっくりと、現在流れている時間と違う時が静かに経過していきます。
花
今回、能3番と狂言2番を拝見しましたが、能の主役シテは面(能面)を掛けていてお顔は拝見できませんが、やはり声質であったりと好みがあります。
というのも、役柄もあると思うのですが、私ぐらいの素人があらすじを事前に読み頭に入れて行き、謡が一部でも聞き取れて情景を見せてくれるような演者さんと、全く聞き取れず情景が浮かばない場合があります。
見る側の好みだったり、演者の腕であったりするのかもしれませんが、この違いはなんだろうと気になってしまいました。
そして、演者の腕もそうですが、花もあるのでしょうね。
また花がある演者の方は違う役も見たくなりますね。
まとめ
久しぶりの能楽公演。愉しんでまいりました。
好きな理由は、雰囲気なんでしょうね。
今年は、何度か行けるといいのですが…行けるようにしたいですね。
ブログでお伝えできればと思い、最近また能楽のことを勉強しています。と言ってもなかなか時間がかかりそうです(苦笑)
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