ロックと能楽と散歩

「バカらしくも愛しき 煩わしくも愛おしき この世界」 日常と非日常

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フードロスを減らすには

数年前の、恵方巻の大量食品廃棄から大きくメディアで取り上げられるようになったフードロス問題。世界中では、貧困に苦しみ食事をろくに取れない人たちがいるのに、まだ食べられるものを大量にごみとして捨てていたのが現実です。

では、なぜそんなに作らなくてはいけなかったのでしょうか。

 

大量廃棄していた時代

私はかれこれ15年以上前、百貨店や駅ビルにテナントで入っている和菓子屋で働いていました。販売に加え、商品の発注も任されていました。

その店は、日持ちしない生菓子がメインで全体の8割くらい。進物や日持ちするものは2割くらいでした。商品のほとんどが、本日中のお召し上がりです。日持ちしないという事は、添加物など余計なものは一切入っていなく餅類にも求肥も使用しておらず、素材の良さが出ていてとても美味しいお菓子です。

商品の発注の際は、和菓子は季節的に売れる物も多いですから、昨年の売上と売れ筋を参考に発注します。しかし、当日のお客様の動向は正直判りません。急にまとめ買いが出たり、悪天候によりお客様がいらっしゃらなかったりするわけです。近隣に何店舗かお店があったので、店舗間で連絡を取り合い商品を移動し調節もしました。

しかし、生菓子ですからその日売れなければ、捨てるしかなくなるのです。和菓子屋で働いていると、「余ったら貰えるなんでしょ」とよく言われましたが、そこでは売れ残りは工場に返して廃棄でした。

今は違うと思いますが、当時は厄介なことに、閉店近くまで商品が残っていないと、テナント側から注意されるのです。極端にいうと、売れ切れは売り逃し、余っていいから売り逃すなという時代だったのです。

 

今はどう?

現在の食品業界のことは正直判りませんが、フードロスも大きく取り上げられている時代です。相当、意識は変化したと思われます。百貨店などでも‟売れ切れ”という文字を見ますし、閉店時間近くなると値引きもしています。

また、テナント内にある店は以前より、生菓子をメインで展開している店が減ったようにも感じます。

購入する立場からしても、食べたい物が売り切れで買えないと残念ですが、それだけ美味しいということで仕方ないです。私の場合買えないと余計に火が付いて、次回にチャレンジします。でも、並ぶのは苦手なので並ぶところには参加しません(笑)

 

企業の取り組み

SDGsの観点からフードロスも大きく取り上げられてます。企業も動き出してます。

 

無印良品の動き

新宿の無印良品が生まれ変わる。リサイクルやリユース、フードロス削減目指す(東京バーゲンマニア) - Yahoo!ニュース

 

新宿に用事の際は寄ってみようかな。

 

意識を変えなければ

とはいえ、家の中の食料品でもなかなか見落としがちなのが、防災セットに入った保存食。防災セットを使わずに済んだことは良かったのですが…


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と、我が家の防災用品を見てみたら少し日遅れのものが。賞味期限なので、美味しさは落ちても大丈夫なはずです。

時々、チェックしないとダメですね。

 

個人も意識を変えていく必要があります。買いすぎないストックは確認すること。

提供する側も、作りすぎないこと。

食品を無駄にしないで、美味しく頂きたいものです。