このブログのテーマ『能楽とロック』を語るのに、無視できないアルバムが発売されています。
『返シドメ』
笛 一噌幸弘、ギター 大友良英、ベース ナスノミツル、ドラム 吉田達也
ギター、ベース、ドラムのバンド編成ですが、そこに笛が入っています。
この笛を演奏されている一噌幸弘さんは、囃子方の能楽師。安土桃山時代から続く笛方一噌流。
能楽の舞台で活躍する一方、様々な音楽ジャンルの方と共演されています。
笛も能楽で使う能管だけではなく、あらゆる種類の笛を使い演奏されます。
一噌幸弘オフィシャルサイト (issoyukihiro.com)
更に以前番組で、驚きの技まで披露されています。笛を究めてされている方で、まさに音楽家です。
様々なジャンルの方とのセッション、アルバムも数枚発売されています。音楽家としての活動も盛んです。
私は、能楽公演でしか一噌さんの笛は聞いた事がありませんが、一度音楽家としてのステージも拝見したいものです。
ジャンルを超えて音楽が出会う。音楽の新たな可能性を感じます。
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