以前、コロナの感染者数が増えると、リバウンドという言葉をよく耳にした。リバウンドと聞くとどうしてもダイエット後の体重増加と思ってしまう。勿論、両方望ましくないし、感染者数が増加の今日となっては、リバウンドという言葉さえ懐かしい。
といことで、今回はダイエット失敗から学んだ話。まあ、結論としては無理は長続きし、食べ物も大事にしたいですね。
思春期から始まるダイエットとの付き合い
名ばかりのダイエット
私がダイエットを意識し始めたのは、中学生の頃。月刊の少女漫画などの最後のページ辺りは、大体ちょっと胡散臭い広告だった。それらページにあった一枚、一万円くらいの辞書みたいな厚い本。まぁ、書いてあることは一日三食中の二食はプルーンだけ。育ち盛りの中学生、ましてやそれまで三食にがっつりおやつを取って、ストレスだらけの学生生活、我慢できる訳がなく呆気なく終了。
高校生の頃は、全く無意味なダイエットという名目の昼だけカロリーメイト。夜はガッツリに勿論おやつ付き。
そんな名ばかりの無意味なダイエットを繰り返した10代。好きな服をかっこよく着たかったし、綺麗になりたかったら一代決心する。
エステに通う
広告で見たエステサロンここに行くしかないと思った。ローンを組んでエステに通う。エステに行けば必ず痩せると思っていた。だが、途中なかなか都合が合う日にエステの予約が取れない。結局、通いきれなくなってしまった。少し時間を空けて回数券は大体使ったが、期間が空いた分効果も半減。予約が取れなかったのも手口だったのか?
そしてまた、無意味なダイエットを繰り返す。
ダイエットサプリメント
この頃からか、一般にダイエットサプリメントが広まったように思う。サプリメントはいろんな種類を試した。試して感じたこと、効果がないくらいならまだいいのだが、海外製のダイエットサプリメントは危険。
カフェインの量が多く脂肪を燃焼という文句だったが、飲んだら動悸が止まらない。すぐに使用を中止した。当時ニュースでも海外製サプリメント摂取したことで死者も出た報道があった。これ絶対身体に悪いですよね?ってことで、この後ダイエットサプリメントを購入するのをやめた。
油をとらいない
次に、職場で前職栄養士をやっていたという人から、「糖質と脂質を取るから太る。痩せたいなら、どちらかを少なくすればいい」アドバイスを受けた。それから、私はとことん脂質を摂取することを控えた。大好きな和菓子の甘いものが食べれたから、そんなに苦ではなかった。そんな偏った生活をしばらく続けていると、うれしい結果が付いてきた。今まで、経験したことのない体重が減る喜び。日に日に体重が減ると嬉しくて、運動も取り入れた。
異変と心境の変化
それから数カ月、少し異変を感じてきた。肌はガサガサになって、胸はスカスカになった。今思えば、油分取らないから当たり前なんだが、リバウンドしたくないから食事内容を戻したくなかった。
ちょうどそんな時、親友からフランス旅行の誘いを受けて、念願だった初フランス旅行に行く。フランス行ったのだから、好きなもの食べようと思い美味しい料理をいただいた。そんな状況も手伝ってか、あの時食べたタルトタタンは本当に美味しかったな。
それを機会に、普通に食事をすることにした。なるべく運動して、体型を維持するようにしようと。やっぱり、リバウンドはしたのだが、病的な痩せ方だったのと少しホルモンバランスも乱れていたから、大きく体調を悪くする前に気付けて良かった。7~8㎏痩せたが、とても綺麗な痩せ方ではなかったから。
学んだ結果
ということで、それから体型維持のための運動と食事でコントロールくらいにした。多少、糖質制限などは試したが負担にならない程度に。
今現在は16時間空腹を継続中。これはストレスにならないように、時間だけは守り緩くやっている。食べていい時間は好きな物を食べて、ナッツを食べている量は多いと思う。
今、16時間空腹をやっているのは、ダイエット目的と言うより、今までのダイエット経験は非常に無駄なことであったと思うから。時間もお金も、体調まで崩しかけたり。地球上には食料が不足しているところだってあるというのに。
そして、以前よりなんだか体調がいいです。
まあ、無理は禁物。あと、今広く言われていることが必ずしも正しいとは限らない。
食事は身体を作る栄養です。植物や動物の命を頂戴するのです。大切に頂きたいと思います。
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