今宵は満月。スーパームーンに皆既月食、月を見るのが好きな私は数日前より楽しみにしていた。
残念ながら特別な月の姿は見ることはことは出来なかったが、日本人は古の時代から夜空に浮かぶ美しく月を見て多くの歌を歌ってきた。
能に興味を持ち始めた頃、地元の図書館で能のDVDを全て借りた。といってもあったのは10本くらいだっただろうか。当時の私には、そのDVDを見ても正直どれもピンとこなかった。そんな中でも、心惹かれた曲があった。それが『融』だった。鑑賞したDVDの演者の方々や野外という特別な場所もあってだと思われるが、私の能への興味が増したのはここからであったように思う。
この『融』は季節は秋。
能・演目事典:融:あらすじ・みどころ (the-noh.com)
もともと、この『融』という話は今と異なった内容だったらしいが、世阿弥が今の話に作り替えたようだ。
詳しくはまた秋頃に触れたい。
ロックでも月を歌った曲は多くのある。
学生の頃よく聞いた月の歌は、浜田麻里『Cry for the moon』
D'ERLANGER『Moon and the Memories』
月は美しく光輝き、人々を見守ってくれていますね。
今回は簡単に、月の話はまたゆっくりと。