ロックと能楽と散歩

「バカらしくも愛しき この世界」 日常と非日常

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『能楽とロック』について

 『能楽とロック』は私が昨年卒業した大学の卒業論文のテーマです。

 

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卒論テーマ『能楽とロック』

さて何故、能楽とロックなのか。

それは、能を観賞したときに、なぜかロックぽさを感じたことから始まります。

タイトルのインパクトだけ強い私の卒論には、講師の先生の助言によりサブタイトルが付く事となり、それは「伝統芸能とポピュラー音楽との繋がり」

 

静と動、伝統と現代、型と自由。対極なイメージだと思われる芸能に近いものを感じた。

その思いから少し経過した頃に、テレビで北野武さんが私が感じたことに近いことを言っていたのを耳にし、詳しく調べたくなり論文テーマと決定しました。

 

 周囲の方々に面白がられ心配されたテーマも、苦戦しながら先生方の良きアドバイスのおかげでなんとか書き終え、めでたく卒業することが出来ました。

書き終えたときは達成感もあり、もうしばらくは何も書きたくない気持ちでしたが、一年経過しこのテーマを追いたい気持ちと、自粛が続き演能もライブも楽しむ機会が少ない今日だからこそ改めて見直したくブログとして書き記そうと考えました。

 

能楽とロック』目次

 内容に触れるかは未定ですが、目次だけ書いておこうと思う。

 

能楽とロック―伝統芸能とポピューラー音楽の繋がりー』

壱、能楽に見るロック的な「音」

 ㈠、ロックの定義

 ㈡、ロックを感じる能楽の曲

 ㈢、『道成寺』と『三番叟』

弐、ロックから見る能楽

 ㈠、花を知る事

 ㈡、秘する花

 ㈢、時分の花、めずらしき花

 ㈣、まことの花

参、比較分析・考察

 ㈠、成立背景・社会・歴史

 ㈡、世阿弥デヴィッド・ボウイ

結論

 

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筆者 月夜の散歩のこと

 私のことを少し書くと、10代の学生頃は学校が嫌いで、バイトをしてライブに行くことが生きがいでした。

大人になってから学ぶことの大切さや知識を得ることの楽しさを知り、能楽の勉強がしたく通信制の大学で和の伝統文化を学びました。

伝統文化は奥深く、一生学びは必要であるし、そうしていきたいと思っています。

また、ロックは、私の心の支えです。